マレーシアに海外移住、MM2Hの取得について(後編)
マレーシアでのロングステイを目指して、長期滞在用ビザMM2Hの取得にチャレンジしたストーリ。全3回のいよいよ完結編。
いよいよ、ついに、念願のMM2Hを手にします!!
前編はこちら
そして中編はこちらから
前日までの振り返り
私が依頼した代理店「STEP1Malaysia」の場合、私たち自身が移民局へ出向くことはなく、現地の社員さんが私たちのパスポートを預かり、移民局で代理申請をしてくれます。
つまり、、、私たちはビザの張られたパスポートが出来上がってくるのをのんびり待っていればいいだけ。
しかも、お渡しは翌日の午後になるということになったので、その間KLに住んでいる次男と合流し、マッサージにいったり、パラダイスダイナシティで小籠包を食べたり、KLのランドマーク、ペトロナス・ツインタワーに登ったりと、一通り観光客らしいことをして過ごしました(笑)。
ちなみにKLはマッサージの宝庫。
中でも私のお気に入りは「HealthLand Taman Desa(ヘルスランド・タマンデサ店)」
ヘルスランドはKLだけでも店舗以上あるチェーン店。
メインのタイ古式マッサージは経験豊富なタイ人のセラピストが施術してくれます。もちろんタイ以外にもオイル、ヘッドスパ、リフレクソロジーなどメニューも豊富です。
自分と息子はタイ古式で、嫁さんはオイルで、90分たっぷり癒されてきました。
ビザの受領、そしてこれからのこと
ビザの張られたパスポートが戻ってきた!!
「無事にビザが取得できました、パスポートをお返しします」
午後2時くらいになって中村社長から連絡がきました。
さっそくホテルのロビーで落ち合い、パスポートを受け取ることに。
返ってきたパスポートにはしっかりとMM2Hビザが張られていました。真ん中が中村社長、とてもお世話になりました。
思えばMM2Hの取得を検討し始めたのは一昨年の秋、所属する太平洋クラブの提携コースTPCKLをラウンドしたのがきっかけでした。
その時、一緒にラウンドした現地駐在員さんからMM2Hというビザの存在を聞かされ、これはいいかも!とピンときました。
それから自分なりにいろいろ調べてSTEP1Malaysiaさんに問い合わせしたのが昨年8月。
MM2Hの取得をサポートする代理店は、それはたくさんありますが、問い合わせに対して最も丁寧な回答を頂けたのがSTEP1Malaysiaさんでした。
更に他社と比べても良心的な価格、さらにアフターフォローの充実が決め手となり、すぐにSTEP1Malaysiaさんに決めたのでした。
サポート契約を締結してからはビザ申請者全員(今回は私と嫁)の履歴書の作成。
さらにエビデンスとして収入と資産の証明書(英文の残高証明書など)、犯罪経歴の証明(犯罪経歴はないのだけれど(笑))、戸籍謄本、健康状況の申告書、パスポートの全ページコピーなど諸々を準備して提出。
仮承認を待つ間の昨年11月、東京で開催されたロングステイフェアにSTEP1Malaysiaさんが出展!!
東京で中村社長と担当のMさんにお会いすることもできました。
ちなみにMさんは沖縄県出身のチャーミングな女性で、寒いところが苦手で、ついにマレーシアまで行ってしまったという方です(夏は沖縄の方が暑い?(笑))
今年3月には待ちに待った仮承認レターが発行され
そして今日、ついに目的のMM2Hを手にすることができました!!
STEP1Malaysiaのみなさん、本当にありがとうございました。
ビザは取れた、さぁこれからどうする?
さてこうしてMM2Hは無事に取得でき、ビザの張られたパスポートで意気揚々と帰国(笑)。
帰りの飛行機でもなんとなく「ただの観光客じゃないよ気分」で、CAさんに覚えたのバハサで話してみたり(笑)。
もちろんビザを取得したといっても、しばらくは日本とマレーシアを行ったり来たりしていればいいか、くらいに考えていました。
が。。。
先日、会社の税理士から衝撃的な事実を聞かされました。
私
「先生、いよいよマレーシアですよ!!なにしろ定期預金の金利は3%以上ですからね、もう日本の資産、全部向こうで運用した方がいいですね(笑)」
税理士
「社長、そんなに甘くないですよ。社長が日本の居住者である限り、世界中どこで預金しても、運用しても、その利益には日本の税金がかかるんですよ」
私
「え?!、だってマレーシアの銀行ですよ、年金だって向こうで受け取れば非課税だって、それがMM2Hの売りだって聞いてます」
税理士
「ええ(苦笑)、それはマレーシアに住んでいる場合です、つまり日本の非居住者になっていることが前提なんです」
私
「ということは・・・」
税理士
「はい、向こうでの預金や投資での所得を日本で非課税にするには、まずは日本の非居住者になること。日本の住民票を抜くことはもちろん、実際に向こうで暮らしているという実態が必要です」
私
「なるほど・・・」
税理士
「仮に日本の非居住者になって向こうでの所得が日本で非課税になっても、日本に源泉のある所得にはこれまで通り課税されます、それも覚えておいてください」
なるほど、MM2Hの本当のメリットを享受するには、行ったり来たりしてちゃダメらしい。
結局は本格的に向こうに住む必要があるみたいで。
しかも税務上は1月1日の住所が重要らしく。
年内中にKL住まいを始めるとなると。。。もうのんびりしてられない!!
ということで
これからKLでの住まい探しを本格的に開始することになりそうです。
KLでの家探し、また別記事にしますね~
KLのランドマーク ペトロナス・ツインタワーに上ってきた!!
マレーシアの首都クアラルンプールには、美しさにおいて世界で5本の指に入るともいわれる建物があります。
それがペトロナスツインタワー
これまで何度もKLに来ていて、実はまだ一度も登ったことがなかったので、MM2Hビザの張られたパスポートが仕上がってくるまでの間、嫁と次男と3人でちょっとお上りさんをしてきました。
ペトロナスツインタワーとは
誰でも一度は見たことがある特徴的な外観。
マレーシアの紹介サイトやガイドブックにはまず間違いなく出てきます。
クアラルンプールの観光地といえば、何を置いてもまずこのツインタワーです!!
1998年の建築で施主はマレーシアの国有石油会社ペトロナス。
高さ452メートルは20世紀に建てられたビルの中では最も高く、その後、台北の101に抜かれたものの、ツインタワーとしては今でも世界一の高さを誇っています。
イスラム教国家のマレーシアらしく、ビルにもイスラム様式が取り入れられタワーの先端はモスクの尖塔のような形になっています。
建設を請け負ったのは、タワー1(右側)が日本のハザマ、タワー2(左側)を韓国のサムスン系列の建設会社。
日韓の企業が競い合って建設を進めたことで、当時世界一の高さだったタワーが、なんとわずか29か月で完成したのです!!
スピードを上げた分、建設途中にはいろいろ問題があったようです。
まずサムスンがタワー2を41階まで建てたところで、タワーが傾いていることが判明。ライバルのハザマに助言を求め、2本のタワーをつなぐブリッジで補正補強する案が採用されました。
現在41階にあるスカイブリッジは当初の計画では存在してなかったんですね。
とはいえ、そのハザマもハザマでタワー1を72階まで上げたところで25ミリ傾いていることが発覚。そこから上を逆方向に20ミリ傾けて修正したとか。。。
一般見学できるのは41階にあるスカイブリッジと83階のショップ・ラウンジ、そして86階の展望台です。
ペトロナスツインタワーの昇り方
展望台の営業時間は午前9時~20時15分。
入場は時間が決まっていて毎時ちょうどと15分(つまり1時間に2回)、時間ごとに人数制限があってその人数になると売り切れです。
料金は大人RM80.00(約2,400円)
*MyKad(マレーシアの身分証明書)がある人はRM28.00。
私たちMM2Hや就労ビザ所持者も含まれます。いわゆる現地人価格、ぜんぜん違いますね!!
当日券もあり午前中は比較的すいていますが、午後から、特に夜景の時間はほととんど売り切れです。あらかじめネットで予約することをお勧めします。
ツインタワー展望台チケット オンライン予約 | マレーシアの情報ならGoMalaysia
さてチケット売り場(展望台入場口)ですが、初めての人にはちょっと分かりにくいです。
あんなでかいタワーなのに?(笑)
そうですね、タワーの下までは簡単に行けますが、チケット売り場への案内表示がさほど出ていません。
このあたりが日本との違い…でしょうかね、まぁ、それもまたよし!!です(笑)
まず公共交通機関LRTで行く場合はKLCC駅で下車、そこからタワーの足元にある大型ショッピングモール「スリアKLCC」を目指します。
スリアKLCCは簡単に分かります。
なにしろブランド品はもちろん、伊勢丹、紀伊國屋などの日系店舗、映画館、水族館、フードコートにカフェ、レストランとなんでも揃う大型モールで、横浜のランドマークプラザみたいな感じです。
駅から来るとスリアKLCCの地下に入いります。
そこからエスカレータで一つ上のグランドフロア(G階)まで上がります。
↑
グッチとフェラガモが目印です!!
この店の間の通りを進むと、、、そこがタワー直下のロビーです。
チケット売り場への入口はロビーの左右に二か所、どちらからでも入れます。
↑ここがチケット売り場へ向かうエスカレータの入口。
チケットカウンターは地下です!!
グラブなどで地上から来た場合はタワーの正面入口から入いってください。
入ったところがもうタワー直下のロビーです。
↑
正面から入った場合はF1カーの展示が目印。
ここから左右どちらに行ってもOKです。
↑
チケットカウンターに到着です。
いざ、展望台へ
入場口から先はリュックやカメラの三脚は持込みは不可。
入り口横の手荷物預り所に預けます。
いよいよエレベーターに乗り、まずはスカイブリッジのある41階へ昇ります。
ここがスカイブリッジ。
約半分の高さでこの迫力!!
スカイブリッジを15分ほど見学したら、再びエレベーターに乗り83階へ。
さらにエレベーターを乗り換えて、最上階86階の展望台に昇ります。
高層といわれるビルが遥か下に。。。でもよく見るとまだ建設中のビルが多いですね。マレーシアはまだまだ成長発展中です。
向かいのタワーに、小さく作業員さんが。。。命がけです。
展望台にはミニ博物館もありましたよ~
最後に
ペトロナスツインタワーには「傾いている」だとか「タワー2はテナントが入居しない」など、いろいろと噂があるようです。
でもでも、世界一の巨大なツインタワーを造った、しかも29ケ月という短期間で。
それだけで、とても凄いことじゃないですか!!
日本にも韓国にも、そしてマレーシアにもそれぞれ思いとプライドがあって、時に競い、時に助け合いこの、マレーシアを代表するランドマークを造ったんですね。
正に地図に残る仕事、未来に、子どもに誇れる仕事です。
ぜひ多くの方に訪れていただきたいペトロナスツインタワー。
そしてその堂々たる雄姿に、その絶景なる眺めに感動してください。
その建設の歴史と、困難に全力で立ち向かった日韓の技術者の心に、想いを馳せてみてください。
きっとまた、どこか違うマレーシアが見えてくると思います。
マレーシアに海外移住、MM2Hの取得について(中編)
マレーシアでのロングステイを目指して、長期滞在用ビザMM2Hの取得にチャレンジしたストーリ。全3回の中編。
前編はこちら
いざ、クアラルンプールへ
娘も息子も航空会社に勤めているというのに、今年、修行中の身の私は子どもたちの会社に不義理をしてJAL系に乗りまくってます(笑)。
ということで、今回も成田発のMH。
21時40分発の71便、到着は明朝4時です。
ビザは夫婦でセット取得なので、もちろん嫁さんも同行です。
さっそくいつものサティとシャンパンでくつろぎ、でも明日は健康診断もあるので少々控えめに(笑)。。。
やっぱりMHのサティは美味しい!!
ピーナッツソースが最高。
明けて25日の早朝にKLIA(クアラルンプール国際空港)到着。
セントラルのLe Méridien KLに着いたのは朝6時前でしたが、そこはSPGアメックスの神通力、そのままチェックインさせてもらい部屋に入ることができました。
SPGアメックスについてはこちらも参考に
取り急ぎルームダイニングで軽い朝食を済ませ。。。
午前9時少し前にはSTEP1Malaysiaの中村社長と合流、いよいよ申請に向けての活動開始です。
まずは健康診断からスタート
ホテルを出発し、まずは健康診断のため提携している診療所に向かいます。
まあまあ古びたビルにある小さなクリニックって感じの診療所。
「オゲンキデスカ~?」
笑顔の優しい女医さんは片言の日本語で迎えてくれました。
が、
実はこれ挨拶を兼ねた問診でした(笑)。
健康診断といっても採血や尿検査などは一切なく、血圧を測ったら服の上から聴診器を充てて「オゲンキデスネ~」で完了。
あっけないほど簡単でした。
ビザ取得のための健康診断と聞いて、前日のフライトではシャンパンを控えめにしてたんですけどね~必要なかったですね(笑)。
続いて口座を開設した銀行へ
銀行口座はエージェントさんの手助けで、日本にいながらして開設できています。
ちなみにHSBCです。
既に送金して定期預金口座もできているので、ここでの主な手続きは、キャッシュカードを使えるようにすること、それとオンラインバンキングの設定です。
HSBCのいいところは支店の口座という概念がなく、マレーシア国内ならどこの支店でも全ての手続きができるということ。
マレーシア国内であれば、口座を作成した支店以外でも定期解約など様々な手続きができるわけです。
便利ですよね!
また口座にRM20万(約600万円)の残高があればPremier口座となり、上級顧客として様々な恩恵を受けることができます。
ここでもほとんどのやり取りは中村社長が代行してくれて、ATMの使い方や、オンラインバンキングの操作方法などは、あとから丁寧なマニュアルがメールで送られてきました。
そしていよいよビザ申請へ
さぁ、いよいよプトラジャヤの移民局へ!!
と思っていたらなんと。
STEP1Malaysiaの社員さんが我々のパスポートをもって移民局へ出向き、申請そのものまでを代行してくれるという驚き。
これはマレーシア政府から相当の信用がある代理店さんじゃないとできないことですよ。
ということで
我々はビザの張られたパスポートが出来上がってくるのをのんびり待っていればいいだけ、ということになり。
近くのモールでランチしたり、ホテルのプールで昼寝をしたり、、、
夕方からは休みでKLにいた息子と合流して早めの晩ご飯にいくことにしました。
目指すはショッピングモール「Bangsar Village」内にあるPARADISE DYNASTY(楽天皇朝)。
日本でも有名な小籠包のレストランです。
看板メニューの「皇帝小籠包」
カラフルな色とジューシーな肉汁を楽しめる一品です。
色によって、オリジナル、朝鮮人参、フォアグラ、トリュフ、チーズ、蟹粉、麻辣と全て味が違います。
BangsarはKL中心部から車で15分ほどのところにある、高級住宅街。
高層コンドミニアムやおしゃれなお店も多く、最近は外国人や流行に敏感な中華系マレー人の遊び場所としても人気が高まっています。
日本でいえば、麻布?六本木?みたいな感じでしょうか。
日本語ではバンサーと呼ぶようですが、うちの息子はじめ、地元の人はみんなバングサーと中に「グ」が入る呼び方をします。
で
ごはんを食べていると中村社長から電話が。。。
「ビザは無事に取れました、でもラマダン明けのハリラヤの影響で移民局が混んでまだパスポートが社に戻ってきていません、お渡しは明日になります」
ということで念願のMM2Hは取れた(らしい)が、実物を手にするのはもう少し先になりそうです。
今夜はスパでサウナに入ってゆっくり休み、明日は午前中はペトロナス・ツインタワーでお上りさんをして、午後からはパスポートが戻ってくるのを待ちます~
おやすみなさい♪
マレーシアに海外移住、MM2Hの取得について(前編)
プロフィールにもあるように、自分のビジネスに一区切りをつけた私の次なる目標は、マレーシアでのロングステイ。
とは言え、嫁も娘も義母もワンコも、まだ日本を出られる状態ではなく。。。当面は一人でマレーシアと日本を行ったり来たりの生活を目指すことになりそうです。
その準備から実行までを、雑記にして記録してみます。
今回は全3回の前編です。
なぜマレーシアなのか
日本人の移住先として10年連続ナンバーワンの人気を誇るマレーシア。
一般的な理由は、
・物価の安さ
・温暖な気候
・税金の優遇
・若干1時間の時差
・年間3~4%の金利所得
書くだけでも魅力的ですよねー(笑)。
次男がマレーシアに住んでいる
私がマレーシアを選ぶ理由の一つがこれです。
24歳になる次男はマレーシアに本社がある航空会社、エアアジアでキャビンクルーをしています。
いわゆるCAですね。
日本では男性の客室乗務員はほとんど見かけませんが、海外のエアラインではぜんぜん珍しくありませんよ。
エアアジアはクアラルンプール(KL)を中心に日本へも多くの便を飛ばしているので、日本人クルーは重宝されているようです。
また会社、というか、マレーシアという国のちょっとゆる~い空気が合うのか(笑)ずいぶん楽しそうに働いています。
エアアジアのクルーは外国人であってもKLベースなので、彼もKLの中心部から15分ほどのところに部屋を借りて住んでいます。
私が向こうで息子と 一緒に住むことはないと思いますが(笑)まあ異国で身内が近くにいれば、何かとお互いに心強いところはありますよね。
アジア各国を拠点に路線を拡大していて、もちろん日本路線も多く、最近は関西からハワイ(ホノルル)へも飛ばしています。
マレーシアにはロングステイヤー向けの凄いビザがある
その凄いビザとは、ロングステイを考えたことがある人なら知らない人はいないと言っても過言ではない。。。
MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)のことなのです。
私のがマレーシアを目指す最大の理由も、マレーシアにはこのMM2Hがあるからなのです。
ではそんなに凄いMM2Hとはどんなビザなのか、まとめてみます。
MM2Hとは
MM2Hはマレーシア政府移民局が公認で発給している長期滞在者用のビザです。
年齢制限はなく、一定の基準をクリアすればだれでも申請でき、取得すると10年間マレーシアに滞在することができます。
10年経過以降も延長の更新申請が可能です。
永住とまでは言えませんが、長期にわたり滞在でき、税制面での優遇などもあってか、年々、日本人のMM2H取得数は増えています。
マレーシア移民局の統計によると2016年までの日本人のMM2H取得者数は4,198人。
1位は中国の8,333人、日本は中国に次いで2位らしいです。
特に2011年の東日本大震災以降、急激に増えました。
これはMM2H(マレーシア)が、日本で非常事態が発生した場合の逃避先として選ばれているということです。
日本には地震、原発はもちろん、常に地政学的リスクが存在します。
大規模災害や有事が発生して国内がパニックになった場合、国は一般国民の出国を規制するかもしれません。
そんなとき、外国の滞在ビザを持っていれば優先的出国も期待でき、少なくともマレーシア入国を拒まれることはありません。
MM2Hのメリットは?
- マレーシアに10年間の滞在ができる(更新延長して10年以上滞在も)
- 自由に入出国ができる(滞在義務がない)
- マレーシアに銀行口座がもてる(超高金利)
- マレーシアで日本の年金を受け取ると所得税免除
- マレーシアには相続税がない
- 住宅の購入ができる(いい条件での住宅ローンを組める)
- 日本から車を免税で持っていくことができる(廃止になりました(涙))
- 就労が可能(条件あり・週20時間まで)
- 事業の投資ができる(政府ガイドライン有り)
- 家族も連れて行くことができる
何といっても、当面はマレーシアと日本を行ったり来たりの生活を目指すことになる私にとって、自由に入出国ができて滞在義務がない、というのはとてもありがたい制度です。
また
今の日本で銀行にお金を預けてたら、、、おそらく利息はいくらにもなりませんでしょう(笑)。
ところが発展途上中のマレーシアでは、とにかく金利が高い!!定期預金なら3%~4%は当たり前!!
さらに投資信託でもローリスク・ミドルリターンの商品が多く、パームオイル事業への投資を組み込んだ商品など、利回りが10%を超えてくるような商品もざらにあるようです。
日本では?
銀行がゴミみたいな商品を並べてますよね(笑)。
あれは投資家のための商品ではなく、銀行が売りたい(手数料を稼げる)商品を押し付けてるだけですよね。
銀行で売っている投資信託がいかにゴミかをもっと詳しく知りたい人には、元銀行員が書いているブログが分かりやすいです。
www.financepensionrealestate.work
銀行員もサラリーマンで上からの指示では仕方がないとはいえ、あれでは日本の銀行員に未来はないですね~残念!!
話がそれました(笑)すいません。
MM2H取得の条件とエージェント選び
MM2Hの取得には資産や収入、また犯罪経歴がないことの証明など、いくつかの条件があります。
特に経済的条件は申請者が50歳以上かそれ未満かで大きく違います。
例えば
【申請時に必要な最低保有資産】
- 50歳以上の人→RM35万(約1050万円)以上
- 50歳未満の人→RM50万(約1500万円)以上
【マレーシアの銀行に預け入れる定期預金額】
- 50歳以上の人→RM15万(約450万円)以上
- 50歳未満の人→RM30万(約900万円)以上
50歳以上の人の方がハードルが下がります!!(ありがたい)
条件をクリアできれば、申請そのものは代行業者(エージェント)さんがすべて手続きしてくれるので難しいことはありません。
その代行エージェントさんは、昨今のブームの中ずいぶんたくさんあるようですが、私はSTEP1Malaysia.com(N.S Vision Marketing Sdn.Bhd.)という会社にお願いしました。
ものすごく、いいエージェントさんです!!
間違いなくお勧めできます。
何といっても会社のモットーが
「ロングステイャーのより良き相談者(社)になる」
社長の中村さんも
「MM2H取得のお手伝いは入口に過ぎず、ビザを取得して移住してきた方を強力にサポートして末永くお付き合いしていくことが使命です」
実際、私も複雑な銀行口座の開設、オンラインバンキングの設定など、中村社長に手取り足取り教えていただき本当に助かりました。
ちなみに中村社長は元日系企業の駐在員。
マレーシアに駐在するうちに、この国から離れられなくなり、ついに独立して会社を立ち上げたそうです。
そして現地スタッフのHさん、Mさん(どちらも日本人女性)もとても丁寧な仕事をしてくれます。
日本での面倒な資料集めも、彼女たちのサポートがあればこそ続けることができました。
そしてついに今年3月、マレーシア側の仮承認がおりて、いよいよこの6月末には本申請というところまでこぎつることができたのです!!
↑仮承認レター
(追記)
本申請の日程が6月25日(月)に決まりました!!
24日にKLへ向かい、現地で中村社長と合流していよいよ本申請です。
息子もたまたま休みらしく、いい滞在になりそうです。
本申請の詳細は、また別記事で!!
これまでの自分、そしてこれからの自分について
いまだ青春真っただ中のアラ60
2018年6月
1959(昭和34)年生まれ、現在58歳のいわゆるアラ還、まもなく60歳という実感はあまりないんですけどね…
有名な詩がありますよね、
【青春とは人生のある時期ではなく、 心の持ち方を言うのだ】
・人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる
・人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる
・希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる
髪も白いものが目立ち、だいぶ薄くなってきた今日この頃ですが、やっぱり信念と自信と希望をもって進んでいきたいと思って日々を過ごしています!!
社会人になってからのざっとの経歴
そして、これから自分が目指すところは
今月のFX口座、損益をまとめてみました(2018年5月)
110円の節目を超えるも持続せず、含み損は増える
ドルロング(買いポジション)の人にはハラハラしながらも、節目(110円)は越えられたという達成感のあった5月でした。
全体的に言えば3月後半からドル高トレンドが続いていたので、あとはいつ越えてくるのか、という期待値が先行して始まった月でした。
連休中の3日ついに節目にタッチ、110.038円を付け、その後の戻りから10日にもう一度110.019円、そして21日には111.398円まで上げました。
それはまさに三段跳び、ホップ・ステップ・ジャンプでした。
これはいよいよ本格的なトレンドになるか?、昨年11月につけた114.7円を再び目指すのか?
誰もが固唾をのんでチャートを睨んでいたと思います。
しかし結果はそこから失速、気がつけばズルズルと月末には108円台まで下げていました。
輸出企業の実需売りもあったようですが、月の後半はイタリアそしてスペインの政治情勢不安によるリスク回避の動きがおおきかったと思います。
ユーロの売られ方、半端じゃなかったですからね、ユーロロングの人は胃が痛かったと思います。
私もそこそこくらいました。
ドル高トレンドに乗れればと思い23日に110.08円でポジションを取りましたが、結果は前述のとおり、現在109円前後まで下げて来ています。
もちろん決済していませんが、含み損は相当に膨らんでいます。
決済損益は順調、3桁利益を確保して予算達成
含み損は抱えたものの、短期トレードでの決済損益は3桁利益を確保、今月もなんとか自分予算を達成できました。
・SBIFXトレード
合計損益:691,840円(決済:686,870+スワップ:34,970)
・Lion FX
合計損益:539,950円(決済:536,000+スワップ:3,950)
・口座合計
合計損益:1,231,790円(決済:1,192,870+スワップ:38,920)
6月は1日が第一金曜日ということで初日から米国雇用統計です。
とは言え、今月も基本はドルロングのスイングトレード(含み損の解消を狙います)。そしてトレンド出現の機会をうかがって短期勝負で積み上げていきます!!
(追記)
トランプ大統領と金委員長の首脳会談、なんとか実現して成功に向かってほしいです。トランプ大統領が好きなわけでも、金委員長が嫌いなわけでも、なんでもないです。
世界平和も大事ですが、本音は強いドル。ドルロングポジショナー、全員の願いです。
バンコクの優良コース、スワンゴルフ&CCに行ってきた
2018年5月16日
ゴルフ天国のタイには素晴らしいゴルフ場がたくさんありますが、ここSGCC(スワンゴルフ&カントリークラブ)もまさに5本の指に入るクラブです。
ここ最近のバンコク遠征では必ずラウンドしているコース。今年もまた帰ってきました。
美しく、そしてエキサイティングな難コース!
場所はバンコクの西、ナコンパトム県。
スクンビット周辺からだと1時間くらい、近いとは言えませんが時間以上の価値はあります。
とにかくコースの景色が美しい
SGCCはスルーザグリーンでタイではまだ珍しいシーショアパスパラムという品種の芝を使っています。この芝の緑がまたとても鮮やかで、ラフサイドに植えられた椰子の木、絶妙に配置された池、そして南国の青い空とのコントラストが最高に美しいのです。
オオトカゲです!!フェアウエーをゆっくりと横断して湿地にきえていきました。
コースレイアウト、高速グリーンを攻略せよ
アウトはストレートで素直なコース、インの後半から上がりに向けてはドックレッグが続きトリッキーな要素が増えてきます。
特に14番は左に、15番は右にほぼ直角なドックレッグで、テーショットの落としどころが重要になってきます。
グリーンはこれまたタイではまだ珍しいシールズル2000という芝が採用されており、ズバリ高速です!!
スピーディーかつ芝目がきつくないのが特徴で、ほぼ傾斜通りに曲がりますが距離感は相当に難しいです。
タイのゴルフでグリーンだけは…という方が少なくないですが、そういう方はぜひ一度SGCCをまわってみてください。
ここタイもスルーラウンドが基本
ラウンドはスルーなので、比較的過ごしやすい午前中の早い時間にラウンドして、午後はクラブハウスでゆっくり過ごすというのがお勧めです。
SGCCのロッカールームにはジャグジー(なぜか丸形ではなく長方形で日本の銭湯のお風呂に似ている(笑))とスチームサウナもあるので、ラウンド後はゆっくりと汗を流すことができます。
マッサージルーム(要予約)もあるので、スクンビットへ戻る前にほぐしておくのもよいでしょう。
どことなく日本風のレストラン
クラブのダイニングはレストラン・スワンナパ。
ここではタイ料理はもちろん、パスタやハンバーガーの洋風からかつ丼、ラーメン、定食のような日本食まで幅広いメニューが用意されています。
雰囲気もどことなく日本風(笑)
でもやっぱりお勧めはタイ料理ですね、日本食は全体的にちょっと甘い味付けです(笑)
ラウンド後にぜひ飲んでほしいのが100%フレッシュのスイカジュース、みずみずしく、甘くて、、、火照りつかれた疲れたカラダに最高です。
さて今回のアジアツアーも後半に差し掛かってきました。
明日はバンコクを離れ、息子が待つKLと向かいます。KLではラウンド予定はありませんが、市場調査を兼ねた初AirBnBにトライしてきます!!
海外民泊に興味のある方もぜひ楽しみにしてください。